名張市消防本部は2月28日、同市つつじが丘北5のつつじが丘市民センター前で倒れていた男性に、心肺蘇生など適切な救命処置を連携して施したとして、男女6人に感謝状を贈った。【感謝状を受け取った(前列左から)山口さん、岩崎さん、(後列左から)藤原さん、青柳さん=名張市鴻之台1で】

 昨年9月26日午前10時25分ごろ、同センター前の路上で倒れている男性を車で通りかかった市内の主婦、山口千里さん(26)が発見。意識がなく、いびきのような音がしていたため119番通報し、周囲に助けを求めた。

 近くにいた小学校教諭、内田卓仁さん(24)が同センターに応援を依頼し、中にいた同センター長、青柳登志夫さん(73)、自治協議会理事、竹田昌弘さん(75)、ボランティアガイド、藤原宏さん(75)が駆け付けて交代で心肺蘇生を施し、職員の岩崎まどかさん(41)が自動体外式除細動器(AED)を届けた。数分後に駆け付けた救急隊員が市内の病院に搬送し、男性は一命を取り留め、現在は元気を取り戻したという。

 贈呈式には4人が出席。山口さんは「初めてのことで、パニックになってしまった。今後は冷静に対応できるようになりたい」、青柳さんは「祈る気持ちで処置したので、助かって本当に良かった。過去に心肺蘇生の講習を受けた経験も生かせた」とそれぞれ話した。