照明や小物など、手作りのステンドグラスが自宅の至る所に並んでいる、伊賀市上野桑町の藤田徳子さん(75)。訪れた人たちからは「色鮮やかで奇麗」と感嘆の声が上がっている。【障子を使った作品などを披露する藤田さん=伊賀市】

 退職後の趣味として15年前から市内の教室に通っている。月に1回、約2時間の制作に励むだけでなく、今では自宅でも作るようになった。

 切った色付きガラスを図案に合わせ、はんだで接着していく作業だが、折り紙を50年以上続けてきたこともあり、手先は器用。細かい作業が必要になる小さなオーナメントや、直径50センチほどもあるランプシェードなど、これまでの作品は30点ほどになる。

 幅約120センチの障子の枠にガラスをはめ込んだ作品が一番の力作だといい、「古民家の自宅に飾って違和感がないように」と、部屋の雰囲気に合わせ、あんどんなどを使った和風の作品にすることが多いそうだ。

 他にも、おはじきを装飾した壁掛けや、アニメキャラクターをモチーフにしたものもあり、訪れる孫たちに喜ばれているという。「完成して光を入れた時の感動は、何物にも代え難い」と笑顔で話した。

2020年2月22日付 766号 1面から