伊賀市緑ケ丘南町の山下貞義さん(74)、貴美子さん(72)夫妻が飼っているウサギの「ミミちゃん」(雌、1才)が、同市下友生の県上野森林公園に“兎散歩(うさんぽ)”に訪れ、子どもらの人気者になっている。【山下さん夫妻と散歩し休憩するミミちゃん=伊賀市下友生で】

 真っ白な体にルビー色の瞳が愛らしいミミちゃん。昨年4月、大の動物好きの山下さんが「40年ぶりにウサギを飼いたい」と、滋賀県内のペットショップを訪れ、偶然にも目が合い、一目ぼれしたのがきっかけ。

 牛乳とサツマイモ、雑魚が好物。普段、自宅の庭で穴掘りなどをして遊んでいるが、「広々とした自然の空気を吸わせてあげたい」と、飼い始めて2週間後から週に3回、同公園を訪れ、約1時間の散歩を楽しむようになった。

 おとなしく人懐っこいミミちゃんは好奇心も旺盛。公園では抱っこしたり、リードを付けて散歩したり、ベンチに座った山下さん夫妻の前でぴょんぴょん跳ねたり。その姿を見た、ジョギングや遊びに訪れた女性や家族連れもそばにやって来て「可愛い。触っていい?」「写真撮らせて」と人気者に。元来臆病な動物だが、嫌がる様子もなく、受け入れてくれているという。

 年間10万人前後が訪れるという同公園を管理する菊地涼那さんは「ウサギ(ミミちゃん)は知っていますよ。ほほ笑ましいですね」と話し、「公園内ではリードを付けての散歩がルール。ミミちゃんのように守ってください」と呼び掛けた。

2020年2月8日付 765号 1面から