梅の名所・奈良市月ヶ瀬地区の月ヶ瀬梅渓で、恒例の「梅まつり」が2月16日(日)から3月31日(火)まで開かれる。期間中、山腹に広がる紅白の梅林や、名張川を望む里山の風景などを楽しむ催しがある。月ヶ瀬観光協会によると、今年は暖冬の影響もあり、1月下旬で既に咲き始めている木もあるという。【早朝の月ヶ瀬梅渓(2017年4月撮影、月ヶ瀬観光協会提供)】

 主なイベント、会場は次の通り(日時表記が無いものは期間中開催)。

 ▼名勝月ヶ瀬梅渓資料展 月ヶ瀬梅の資料館(月ヶ瀬長引)

 ▼梅渓写真展 同資料館、梅の里ふれあい館(月ヶ瀬尾山)

 ▼写真コンクール 期間中に梅渓内で撮影した作品。応募は四つ切サイズ(ワイド可)で1人2点以内。4月20日(月)必着

 ▼奈良晒パネル展 同資料館

 ▼春一番梅の郷ふれあい祭り 2月23日(日)午前11時。ロマントピア月ヶ瀬(月ヶ瀬長引)

 ▼煎茶祭 3月1日(日)午前10時。JA月ヶ瀬支店前(月ヶ瀬尾山)

 ▼俳句大会 同11日(水)正午まで月ヶ瀬公民館(同)で受付

 ▼天神社知恵餅まき同20日(金)午後1時。同神社境内(同)

 ▼春の宴 同22日(日)午前10時から午後3時。松田椎茸園駐車場

 ▼奈良晒春の作品展同19(木)、20日(金)午前10時から午後3時。ロマントピア月ヶ瀬

 ▼月ヶ瀬楽(がく)検定 4月12日(日)午後2時。同資料館。受検受付は期間中
 各イベントの問い合わせは同協会(0743・92・0300=木曜休、期間中無休)へ。

 3月7日(土)から同22日(日)までの土日祝は、近鉄名張駅から会場付近までの臨時バス(桔梗が丘駅経由)が運行される。往路は名張駅午前10時発、復路は午後2時10分に梅渓近くの尾山診療所前を出発する。所要時間は片道約35分。運賃は名張駅から片道830円、桔梗が丘駅から同710円。

 また、JR関西線月ヶ瀬口駅からの臨時バスが同期間に毎日6・5往復(片道450円)運行。上野市駅からは桃香野口行き定期バス(平日4・5往復、土日祝3・5往復、片道640円)も利用できる。

 いずれも小児運賃は半額。

 臨時バスの問い合わせは三重交通伊賀営業所(0595・66・3715)まで。

2020年2月8日付 765号 17面から

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