子孫繁栄で17羽―。名張市つつじが丘南1の飲食店経営、大谷秋夫さん(70)が愛情込めて飼うウサギたちが、手製の小屋ですくすくと育っている。【ウサギを抱える大谷さん=名張市つつじが丘南で】

 15年前、人にも良くなれ、真っ白な体に大きな瞳が特徴の「ドアーフライオン」という種類1羽を飼い始めたのがきっかけ。可愛かったので雄か雌か分からないまま、今度は黒い種類を1羽飼うことに。するとある日の朝、6羽も赤ちゃんが誕生していたという。

 最初は「モジ」「シロッチ」「グレッチ」などと1羽1羽に命名していたが、次々誕生し最高30羽になると、どれがどれだか分からなくなってしまい、名前を付けるのを諦めた。自宅敷地内にも2メートル四方の大きな小屋を手作りした。

 餌やりは1日朝夕の2回。専用の餌を与える他、昼過ぎにはおやつとして、芋かキャベツを生で与えている。

 「ウサギたちの世話でどこにも行けない」と大谷さん。4年前、東京であった息子の結婚式にも出席できず、後日写真を見せてもらったというエピソードも。

 「栄養満点で、広い小屋で穴掘りして巣を作るので、筋肉も付き理想的なウサギだと思う」と大谷さん。現在は、雄と雌を別けて飼育しており、「結婚式には本当に行きたかった。もうこれ以上増やさないよ」と笑った。

2020年1月25日付 764号 11面から