伊賀地域を中心に冠婚葬祭事業を展開する「ベルウイング」(本社・名張市夏見)は、親族や親しい知人のみを招く葬儀に特化した「家族想会館いが上野」(伊賀市生琉里)を新設し、2月17日のオープンを前に、7日から会員向けの内覧会を開催している。【新設された会館=伊賀市生琉里で】

 同社によれば、少子高齢化の影響などで家族葬の需要は年々増加傾向にあり、同社が2019年中に伊賀市・名張市など県内4市の12会場で実施した葬儀約1500件のうち、参列者50人以下のケースが約6割を占めていたという。10年前に比べ、参列者数は平均的にほぼ半減しており、葬儀の小規模化が進んでいるそうだ。

 同社が伊賀地域で運営している各会館は、最低でも50人規模の葬儀を想定しているが、家族葬で利用した場合に「人数のわりに広すぎる」という声が寄せられていた。既に名張市内で家族葬向けの「名張川ホール」(同市東町)を運営しており、伊賀市内での会館の開設に向け準備を進めていた。

内覧会の様子

 新設した木造平屋の会館は、延べ床面積280平方メートルで、30人程度の参列を想定。5人前後の宿泊が可能な家族用控室やキッチン、浴槽などを備えている。多田晴行館長は「スタッフとお客さまの距離が近く、家族感覚で気軽に相談できる会館になれば」と話す。

 一般向け内覧会は2月9日から16日までの午前10時から午後6時まで開催。

 問い合わせは同会館(0595・26・2500)まで。