1年の開運厄除けを祈願する「節分会星祭」が2月3日、伊賀市富永の新大仏寺(松本昇年住職)であり、大勢の参拝者らが集まった。【護摩木をたく松本副住職=伊賀市富永で】

 この日は3人の僧侶が護摩木をたき、参拝者の健康と無事を祈願する「節分開運厄除大護摩祈祷」が3回あり、計200人ほどが参加した。祈とう後の豆まきでは、僧侶らが「福は内」の掛け声とともに、落花生を参拝者に向けて威勢良くまいた。祈とうを受けた人には、開運あずき粥や恵方巻、大根煮の振る舞いがあった。

 松本昇正副住職(47)は参拝者らに向け「皆さまが、1年間笑顔で幸せに過ごせるように」と呼び掛けた。

 30年以上前から毎年参拝しているという同市上神戸の山田伊世吏さん(62)は「厄除けを終えて、今年も家内安全に過ごしたい」と話した。

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