1枚の和紙に切り込みを入れ、切り離さずに連なった鶴を作る折り紙の一種「連鶴」。名張市梅が丘南の葛井悦子さん(81)=写真=は今までに100種類以上を仕上げて知人に贈るなどし、評判になっている。

 10年ほど前に、市内で連鶴教室を開いていた梅香寺(赤目町柏原)の住職の作品に感銘を受け、習い始めたのがきっかけ。当初は専門書を参考に、今ではオリジナルの設計図を描いて制作するまでになった。

 これまでの作品は数知れず、鶴を輪の形につなげた立体的なものから、色紙に並べて文字を表現した平面的な壁掛けまでさまざま。なかには90センチ四方の和紙を使った260羽が連なる大作や、干支の漢字を表現したカレンダー付きの作品もある。

 「複雑な形の連鶴に挑戦し、少しずつ構造を解き明かしていくのは達成感がある」と葛井さん。作るだけでなく、連鶴教室で講師をするなど、魅力を広める活動にも積極的だ。

2020年1月11日付 763号 7面から