三重県の鈴木英敬知事と広島県の湯﨑英彦知事の懇談会が1月28日、伊賀市内であり、「健康づくりの推進」など共通課題の解決に向け、意見交換した。【説明を受けながらくみひも体験に挑戦する鈴木知事(中央)と湯﨑知事(右)=伊賀市上野丸之内で】

 両知事の懇談会は7回目で、三重県での開催は3回目。伊賀地域では今回初めて開かれた。テーマの「児童虐待の防止・子どもの見守り支援」では、広島が県内に3か所開設する児童相談所や知的障害者厚生相談所、配偶者暴力相談支援センターなどの機能を統合した「子ども家庭センター」について、鈴木知事は「先駆的な取り組み。参考にさせて頂きたい」と述べた。

 「防災・減災対策の推進」では、三重が高齢者に対しSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)による避難呼び掛けと、離れて暮らす家族に対するコミュニケーションツールとしてAI(人工知能)スピーカーを活用した避難支援を全国に先駆けて伊勢市で実施した実証訓練を紹介。湯﨑知事は「訓練結果を情報共有させて頂ければ」と関心を示した。

 27日は両知事が津市や松阪市内の施設や企業などを視察。28日は伊賀市御代のDMG森精機伊賀事業所と同市上野丸之内の伊賀伝統伝承館「伊賀くみひも組匠の里」を訪問。丸台を使ったくみひも体験にも挑戦した。