金属製の球を転がしたり投げたりし、目標にいかに近付けるかを競う、生涯スポーツとしても人気が高い球技「ペタンク」に10年打ち込んでいる、名張市つつじが丘北8番町の松永登良男さん(69)、和子さん(67)夫妻が、昨年12月に岡山県で開かれた全国大会でともに優勝を果たし、喜びを分かち合った。【優勝トロフィーを手にする松永さん夫妻=名張市つつじが丘北で】

 直径8センチ、重さ800グラムほどの金属球を、相手より目標球にいかに近付けるか得点で競うもので、発祥はフランス。2人は友人がやっていたのを見て「面白そう」と感じ、地元にサークルがあったことがきっかけで競技を始めたという。

 日本トップクラスの指導者に習い、試合形式で練習するため、週1回は津市へ通う。競技の普及にも熱心で、ともに県ペタンク協会の指導員資格を持ち、地元のつつじが丘小の児童にクラブ活動でペタンクを教えている。

 ともに2回目の出場となった12月の「第7回全日本ティール選手権」は、球を転がさず、6・5メートルから9・5メートル先に置いたボールにダイレクトに当て、弾き飛ばしてポイントを競う大会で、今大会には男子34人、女子7人がエントリーしていた。

 和子さんは予選を4位で通過後、準決勝で予選1位と対戦したが圧勝し、決勝でも同2位を7対5で下した。4年前に6位入賞し、今回は予選10位だった松永さんもトーナメント形式で勝ち上がり、決勝では予選1位を19対16で下した。「まさか全日本の大会で一緒に優勝できるとは。世界選手権の予選会に向けて練習していた成果が現れたのでは」と振り返る。

 今後に向け、松永さんは「野球やサッカーのように、ペタンクが選択肢の一つとして選んでもらえるよう、今後は中学生などにも教えていきたい」、和子さんは「日本ペタンクブール連盟公認指導員の資格を取り、ペタンクをもっと広めていきたい」と抱負を語った。

2020年1月25日付 764号 16面から