県立名張高校(名張市東町)の3年生が1月21日、近くの介護老人保健施設「ふくにし」を訪問し60代から90代の利用者27人に手作りの巾着袋を贈った。【高齢者に巾着袋を手渡す生徒ら=名張市東町で】

 青少年の育成や世代間交流を目的に、名張中央ロータリークラブ(市川裕規会長)が2016年から続けている取り組みで、毎年市内の福祉施設に寄贈している。生活デザイン系列被服専攻の女子生徒13人が、伊賀くみひもや和柄の生地など提供してもらった材料費で縦18センチ、横16センチの巾着袋40枚を制作した。

 生徒らは、利用者と一緒に頭の体操をしたり、おやつを食べたりした後、「お体を大切に」などと書いたメッセージカードを巾着袋に添えて手渡した。受け取った利用者の女性(91)は「昔、和裁をやったことがあるが、とても上出来だと思う。大事に使いたい」と喜び、生徒の一人で伊藤千紗さん(18)は「人のために作るのは初めて。喜んでもらえて良かった」と話した。