統廃合によって閉校や校名変更になった小中学校の校歌を復刻し、懐かしい愛唱歌などとともに紹介するコンサート「なつかしい校歌をたずねて」が1月26日午後2時から伊賀市大谷の前田教育会館蕉門ホールで開かれる。今回は第1弾として、合唱団やピアニストなど総勢約60人が出演し、旧上野市の4校を取り上げる。【(左写真)効果の楽譜を前に来場を呼び掛ける菅生さん、(右写真)1881年に建てられた旧小田小本館=伊賀市小田町】

 コンサートは、前田教育会が開講している「蕉門大学」の舞台部門ゼミ洋楽部門と、市民団体「伊賀・赤まんまの会」の共催。同団体では、伊賀地域で閉校した小中学校の校歌の譜面や音源などを収集し、歌い継ぐ活動に力を入れており、地域ごとに順次発表の場を設ける予定だという。

 今回披露するのは、小田小(1965年閉校)、桃青中(2009年)、三田小(15年)、花之木小(同)の4校。同団体が顕彰し、教員として伊賀地域の音楽教育に尽力した故・前川圓さんの教え子たちも演奏や歌で参加し、旧上野市の市歌「わがまち上野」なども披露する。

 歌の出演は、上野合唱団、神山知香さん、澤実香さん、久保田道子さん、藤原靖子さん、波多野均さん、山原幸浩さん。演奏はワコーズ・ウインドアンサンブル、ピアノは杉本久美さん、橋本宏美さん。同団体代表の菅生和光さんは「懐かしい校歌を歌って、聞いて振り返ることができる場になれば。歌心や音楽の魅力を教えてくれた前川さんも喜んでくれるはず」と思いを話した。

 入場料は一般千円、高校生以下500円。チケットは同教育会事務局や伊賀地域のプレイガイドで販売している。

 問い合わせは同教育会事務局(0595・24・5511)まで。

2020年1月11日付 763号 10面から