新たな地域の魅力を国内外に発信し、訪日観光客の増加や国内観光の活性化を図る取り組みを推進するスポーツ庁と文化庁、観光庁が選定するスポーツ文化ツーリズムアワード2019の「文化ツーリズム賞」に、伊賀市などで組織する「『忍びの里伊賀』創生プロジェクト会議」が受賞した。1月15日に金沢市で授賞式が開かれる。【各種プログラムについて話す阿部副会長(右)ら=伊賀市役所で】

 評価されたのは、2017年に甲賀市とともに日本遺産として認定された伊賀市内の阿波・丸柱地区を中心エリアに本物の忍びの心技体をテーマにした体験プログラム。同プロジェクト会議には市県を始め、地元の観光協会、住民自治組織や三重大学、日本航空などが参画している。アワードは16年度から実施しており、19年度は3部門で計6団体が選ばれた。

 本物体験の一つは「忍者トレイルランニング事業で、昨年11月のレースには海外からも含め約1200人が参加。リノベーションした古民家に宿泊し、農業や歴史文化などを体験する滞在型プログラム事業も企画した。

 受賞の記者会見で、市プロジェクト会議の副会長や市の観光アドバイザーも務める日本航空の阿部達也さんは「国から評価して頂きありがたい。地域の人の励みになる」、岡本栄市長は「連携した事業が認められて大変うれしい。地域の活力にしたい」と話した。