本尊・五大明王の前で一年の無事を祈願する、伊賀市古郡の常福寺の恒例行事「初祈祷(きとう)護摩供」が1月3日開かれ、地元住民や檀家らが参拝した。【護摩の火に祈願札をかざす僧侶=伊賀市古郡で】

 この日午前9時の祈祷には約50人が集まり、織田杲深住職ら7人の僧侶が般若心経や観音経などを唱え、護摩木をたく火に諸願成就の祈願札やお守りなどをかざして清めた。祈祷の後、参列者らは3が日だけ開帳されている本尊の前で手を合わせていた=写真2枚目。また、境内では甘酒やうどんなどの振る舞いがあり、「伊賀之忍者衆 羅威堂」が忍者パフォーマンスを披露した。

 織田住職は参拝者らに向け「それぞれのご家庭で、喜びや悲しみなど、もろもろの出来事を乗り越えて新しい年を迎えられたと思う。大難が小難に、小難が無難になるよう、今日を大切に、明日の希望につなげていってもらえたら」と語った。

 祈祷に参列した市内在住の夫婦は「健康と家内安全を祈り、今秋には孫も生まれるので、安産も祈願した」、近所の人たちと毎年参拝しているという名張市の女性は「まずは健康でありたい」と話した。