伊賀市は12月26日、市文化会館(西明寺)と青山ホール(阿保)で設備の不具合が出ていると発表した。年末年始の利用に備え、応急措置を取っている。

 市文化会館では22日から、多目的トイレを除く来場者用トイレ全てが配管のつまりで使用できなくなった。修理には約1か月かかる見込みで、建物近くの屋外に仮設トイレ20台を設置する。年内の利用は無いが、来年1月5日にクラシックコンサートが予定されており、来場する数百人に仮設トイレについて案内を配布する。

 青山ホールでは12月上旬から空調が効かなくなった。設備は同ホールが建設された1993年からのもので、経年劣化によるとみられる。市文化交流課によると予算措置を伴う大規模な修理が必要で、復旧時期は未定。1月12日の青山中学校区成人式など、年末から1月末までに9回の利用が予定されているが、業務用の大型ファンヒーター4台を設置し対応する。

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