名張市と伊賀市青山地区のごみ処理施設「伊賀南部クリーンセンター」の排ガス濃度改ざん問題で、運営する伊賀南部環境衛生組合は来年2月上旬から、2つある焼却炉を30日間連続で運転させて負荷をかけ、本来の性能を有しているかを再試験すると発表した。【伊賀南部クリーンセンター=伊賀市奥鹿野】

 12月24日、25日にあった組合議会と名張市議会の全員協議会で組合事務局が説明した。試験では排ガスに含まれる窒素酸化物など有害物質の濃度が、組合の基準値以下で運転できているかを調べる。検証には専門家として、近畿大学バイオコークス研究所の井田民男所長が加わり、結果を議会に報告する。

 7月に発覚した同問題は、メーカーの三機工業が2009年のセンター竣工時から自動で基準値より低い値になるよう組み込んだプログラムで改ざん。今年9月に同社が不正を認めた。組合は10年に90日間連続運転の性能試験を実施している。