名張市桔梗が丘南のパート従業員、城京子さん(70)が一針一針心を込めた、クリスマスをテーマにしたパッチワーク作品が、市内の高齢者複合施設の玄関ロビーを彩り、利用者らを和ませている。【クリスマス仕様の作品を披露する城さん=名張市希央台で】

 興味があったパッチワークを始めたのは、子育てがひと段落した30年ほど前。当時は小さな作品をたまに作る程度だったという。5年前に定年退職してからは、ベッドカバーやタペストリーなど大きな作品も作るようになり、書物を参考に自己流にアレンジし、生地も自分で選ぶ。シックな感じが好きだそうだ。

 4年前、同市希央台の「メディハウスみ・かさ名張」で清掃の仕事を始めたことを機に、玄関ロビーの一角に作品を飾るようになった。施設職員たちとの共同展示で、ひなまつりやハロウィーン、クリスマスなど、年に数回、城さんのパッチワーク作品が展示される。「『可愛い』」と喜んでもらえると、うれしくなって『また頑張ろう』とやる気が出る」そうだ。

無理せず参加

 12月からは、ネイビーを基調に、ツリーやタペストリー、リースなどクリスマスの作品10点ほどが並ぶ。大人っぽい色合いが落ち着いた空間を作り出している

 城さんは「パッチワークが大好き。無理せず、職場のディスプレーに参加していきたい」と話す。今は孫にプレゼントする作品に取り掛かっているそうだ。

2019年12月21日付 762号 2面から