伊賀地域で栽培している伊賀米コシヒカリを販売する「JAいがふるさと」(本店・伊賀市)は、名張市内で生産された商品にステッカーで「名張市産」の表示=写真=を始めた。

 市産業部によると、昨年11月に地元高校生が亀井利克市長や担当室長らに「特産品の伊賀との差別化」をプレゼンテーションしたことがきっかけの一つ。市内の生産者などにも聞き取りをしたところ、賛同の声が多かったためJAに提案し、協議したという。

 ステッカーを貼った伊賀米は12月16日から販売を開始した。市内の「ほのぼの市場」(夏見)と「とれたて名張交流館」(希央台2)の2か所で取り扱っている。

 JAによると、名張市産は全体の取り扱い量の約1割。一方の伊賀市産の表示予定は無く、ステッカーが無い場合は伊賀市産か、両市の米が合わさったものとなる。価格差は生じないという。

 伊賀米コシヒカリは、1996年に伊賀地域の農協や伊賀、名張両市、県などで結成した「伊賀米振興協議会」がブランド化し、伊賀地域で生産▼全量種子更新▼調製網目1・85ミリ以上など6項目を定義。日本穀物検定協会が実施した米の食味ランキング試験では最高位「特A」を7回受賞している。