12月22日からさいたま市で開かれる「第28回JOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会」の三重県選抜代表に、女子は名張中学校の松岡佑奈さん(15)と田畑結生さん(15)、赤目中学校の堀井南沙さん(15)の3人、男子は名張中学校の山中陽君(15)が選ばれた。いずれも3年生で、活躍が期待される。【県選抜代表で出場する(左写真)赤目中の堀井さん、(右写真左から)名張中の松岡さん、田畑さん、山中君】

 8月にあった県大会では、女子が両校ともベスト4、男子はベスト8と、それぞれ上位進出。大会で活躍した4人は県選抜候補になり、候補選手を集めての練習の結果、男女各16人の選抜選手に入った。9月に選抜チームによる東海地区第2代表を決める選考会があり、全国大会への出場が決まった。

 全国大会には9ブロックから計48チームが出場し、三重県選抜は予選リーグで女子が山口、東京と、男子は岡山、埼玉との対戦が決まっている。

 中学校の入部体験でハンドボールの楽しさを知ったという女子の3人。松岡さんは「自分の特徴である速攻を生かして点を取りたい」、田畑さんは「全国では緊張するけど、攻め切ってチームに貢献したい」、堀井さんは「中学校での最後の戦いなので、悔いのないプレーをしたい」と闘志を燃やしている。

 また、小学1年から名張市のハンドボールチームに所属していた山中君は「予選を突破して決勝リーグに残れるよう戦力になりたい」と話した。

2019年12月7日付 761号 11面から

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