名張市は市民が驚く成果を表彰する「あれっこわい認定制度」の第11号に同市の「おきつも句会」を認定した。同会は約60年前に結成された女性限定の俳句愛好家の句会で、90代の会員もいることから生涯現役社会の実現に貢献していると評価された。【あれっこわい認定に選ばれたおきつも句会のメンバーら=名張市上八町で】

 「あれっこわい」は驚きを意味する名張の方言。市民の新たな記録や取り組みをたたえ、さらなる挑戦への意欲向上のために設けられた。

 同会は毎月第1木曜に、名張市民センター(上八町)で50歳から90歳までの会員15人が、俳句の講評をしている。野外で詩歌を考えることもあり、引きこもりや認知症予防などにもつながるという。

 12月5日に同センターで認定書を授与した亀井利克市長は「おきつも句会は生涯現役社会実現の模範となっているので、これからも健康に気を使って活動してください」と話した。

 同会の最高齢で俳句を約30年続けているという寺嶋弥生子さん(93)は「俳句を詠むことで季節の情景に関心が向くようになった。月に1度の句会で若い人から元気をもらっています」と話した。