「年末警戒取締り」と「年末の交通安全県民運動」の合同出動式が11月29日、名張市元町のイオン名張店であり、一日署長を務めた地元出身で女優の宮﨑優さん(19)が買い物客らにちらしやクリアファイルなど啓発物品を配布した。【委嘱状を手にする宮﨑さん(右)と近藤署長=名張署で】

 宮﨑さんが女優を志したきっかけの一つが小学生の時に見た刑事ドラマ。合同出動式前の委嘱式では「『似合ってるよ』と言われて安心した。いつか役をすることがあれば、名張署の皆さんのイメージを演技に取り入れたい」と笑顔を見せた。

出動式であいさつした宮﨑さん=名張市元町で

 合同出動式では近藤順一署長が交通事故防止のため「自転車のライトや衣服の反射材をつけてほしい」、特殊詐欺防止のため「遠くの家族には時々電話を、近くの家族は様子を見に行って。絆で財産を守ってほしい」とあいさつ。その後、警察官の制服に初めて袖を通した宮﨑さんが「犯罪や交通事故のない街をみんなで作りましょう」と集まった約100人の関係者らに呼び掛けた。

 同署によると、管内で今年1月から11月28日までに発生した交通事故の総件数は2074件(昨年同期比60件減)で、人身事故が100件(同45件減)、死者1人(同2人減)、負傷者128件(同58人減)と減少傾向にあるが、飲酒運転検挙件数は10月末までに38件あり、昨年一年間の23件を既に上回っている。

 期間は12月1日からで、警戒取り締まりは26日まで、交通安全が10日まで。