危険な運転や、乗車中に起こりうる事故などをスタントマンが再現し、事故の危険性や交通ルールの順守を啓発する「自転車交通安全教室」が11月15日、名張市春日丘7の近畿大学工業高等専門学校で開かれた。【再現された事故の様子を見つめる学生ら=名張市春日丘7で】

 この教室は、地元のJAいがふるさと(伊賀市平野西町)がJA共済連三重や県警などの協力を得て実施したもの。同高専では、自転車通学生の多くが団地内の坂道を日々通行し、事故に遭うケースもあることから、注意喚起のため名張署を通じて教室の開催を依頼した。

 この日は午後2時40分に、同高専本館前に3年生以下の約500人が集合。車が時速40キロで自転車をはねる場面や、「ながらスマホ」による自転車同士の衝突、車と自転車の出会い頭事故、大型車の巻き込み事故などを5人のスタントマンが再現した。参加した学生や教職員らは、かたずを飲んでスタントを見つめていた。

 学生代表で啓発物品を受け取った3年の西村美月さんは「これから免許を取って車を運転しても、周囲をよく見て運転できるようにしたい。周りをよく見て生活すれば、事故を減らせると思う」と感想を話した。