俳聖芭蕉の遺徳をしのぶ「しぐれ忌」が11月12日、松尾家の墓碑がある伊賀市柘植町の萬寿寺であり、約110人が参列した。【献花する芭蕉翁顕彰会の宮田正一会長=伊賀市柘植町で】

 しぐれ忌は市と芭蕉翁顕彰会の主催で、地元山出区の住民で作る「しぐれ忌興産事業実行委員会」(前嶌卓弥委員長)に委託、実施している。法要後には参列者が境内にある墓石前で手を合わせ、本堂であった講演会では芭蕉翁記念館学芸員の髙井悠子さんが「奥の細道とふるさと伊賀」について話した。

 行事の最後には、14都県33市区町が参画し4月にスタートした「奥の細道紀行330年記念PRキャラバン隊」のセレモニーがあり、結びの地で同事業の実行委員会事務局がある岐阜県大垣市から広瀬幹雄副市長が来訪。生誕地・伊賀市の岡本栄市長に芭蕉ゆかりの都市間で更に絆が深められるよう協力を求めた。