「女性に対する暴力をなくす運動」の期間初日だった11月12日、若年層の啓発を進めようと、名張市の職員らが市内の高校と高専計3校でドメスティックバイオレンス(DV)の撲滅を呼び掛けた。運動期間は25日まで。【紫色のジャケットを着た市職員からポケットティッシュを受け取る生徒ら=名張市百合が丘東6で】

 名張青峰高校(百合が丘東6)では、運動のシンボル「パープルリボン」にちなむ紫色のジャケットを着た市職員3人が校門前に立ち、登校した生徒たちに相談窓口の電話番号や「ガマンしないで相談を」などと書かれたポケットティッシュを手渡した。

 受け取ったいずれも1年の北出樹来利さん(15)と森下くるみさん(15)は「相談窓口があることを初めて知った」「直面してもしっかりと意思表示したい。家族や友達にも相談する」と話した。

 20日までパネル展示が市役所(鴻之台1)の1階、21日から12月6日まで観光交流施設「旧細川邸やなせ宿」(新町)であり、女子高生を利用した接客サービス「JKビジネス」やカップル間での暴力「デートDV」への注意を呼び掛ける内容も紹介されている。

 市人権・男女共同参画推進室によると、昨年度中に27件(前年度比5件減)のDVに関する相談が寄せられたという。