「操作、始め!」「よし!」―。11月13日に横浜市で開かれる「第24回全国女性消防操法大会」に、伊賀市消防団の女性団員による「伊賀市女性消防隊」が三重県代表として出場する。練習開始から約半年、大会まで1か月を切り、細かな一挙手一投足から放水の手順まで、選手たちの練習は大詰めを迎えている。【練習を重ねる女性団員ら=伊賀市で】

「堂々と自分たちの操法を」

 二輪台車に載せた軽可搬ポンプを使い、口径40ミリ・長さ20メートルのホース3本を延長して放水し、2つの標的(火点)を落とすまでのタイムと、決められた動作の正確さや迅速さをポイントに換算して争う。全国大会は隔年開催で、三重県では予選は行わないが、市町の女性団員が持ち回りでチームを組み、全国大会に臨んできた。

 伊賀地域では1996年に旧伊賀町の連合婦人消防隊が全国優勝しており、当時の選手も指導やサポートで参加。今回の20代から50代の選手7人は週3、4回の練習を重ね、女性分団だけでなく、2017年の「全国消防操法大会」の小型ポンプ操法で優勝した男性団員らを中心に、市内10分団の団員が交代でサポートしている。

全国大会は横浜

 10月3日に県庁であった出場隊壮行会で、キャプテンを務める田中麻記子さんが「日本一を目指し、厳しい訓練を重ねてきた。応援を力にし、県代表として堂々と自分たちの操法を披露したい」、奥伸也団長も「伊賀流の操法を披露し、必ず良い報告ができるように」と決意を述べた。

 全国大会は赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区)で午前9時開始。2隊ずつ操法を行い、伊賀市は22番目に出場予定。

2019年10月26日付 758号1面から