「伊賀越の仇討ち」があった伊賀市小田町の鍵屋の辻で11月5日、385回忌の法要が営まれた。伊賀上野観光協会の廣澤浩一会長ら6人が参列し、伊賀越資料館内の首洗供養地蔵前で手を合わせた。【法要に参列した廣澤会長(左から2人目)ら=伊賀市小田町で】

 伊賀越の仇討ちは1634(寛永11)年11月7日、弟の源太夫を殺された岡山藩士の渡辺数馬が、剣士で義兄の荒木又右衛門に助けを求め、待ち伏せていた鍵屋の辻で河合又五郎らを討ったとされる事件。曽我兄弟の仇討ち、赤穂浪士の討ち入りと並ぶ三大仇討ちの一つに数えられる。

 法要は上野市観光協会(現伊賀上野観光協会)が1975年から毎年実施し、2011年には地元の有志らの「伊賀越史跡保存会」が引き継いだが、解散。今年から同協会が再び実施することになった。

 老朽化などを理由に4月から休館している資料館について、廣澤会長は「歴史を知る意味でも大事。ちゃんと残し、再開してもらえるよう市に要望したい」と話した。