アートで創る伊賀の未来―。伊賀地域を中心に集まった42人の作家が、自由な発想と感性で表現する参加体験型の展示会「伊賀市文化会館まるごと美術館」が11月7日から14日まで、同市西明寺の同会館で開かれる。入場無料。【展示会に参加する作家たち=伊賀市で】

42人の作家が自由な発想、感性で

 伊賀市文化都市協会の主催で、「アートで伊賀の新しい未来を構築し、アートあふれる町づくりを」がコンセプト。画家や彫刻家などさまざまなジャンルの10代から90代の作家たちが、会館内にある会議室やトイレ、楽屋などを選んで展示する。

 また、作家たちが自由に描いた15センチ四方の紙を、用意されたモニュメントに来場者が貼って作品を完成させる試みやスタンプラリー、体験コーナーもある。

 10日(日)午後2時からは、同会館さまざまホールで、音楽とダンス、ライブペインティングがコラボしたライブ「Living Art Museum‐日常と祝祭‐」も開かれる。展示会に参加する堂本清文さん、小河未奈さん、森實春美さん、山口智優さん、西口真由さん、石川勉さんの6人が、10メートル四方の巨大なキャンバスや90センチの立方体を使い、音楽に合わせて即興でペイントする。入場料は500円(小学生以下は無料)。

 展示会の実行委員長でもある堂本さんは「音楽を聞くように、身近にアートを感じて楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2019年10月26日付 758号4面から

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