女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一は11月2日、伊賀市小田町の本拠地、上野運動公園競技場でINAC神戸レオネッサと最終節を戦い、3-3で引き分けた。全18試合の通算戦績を7勝6分5敗とし、10チーム中4位で終えた。【2点目を決めたくノ一MF杉田(右)=伊賀市小田町で】

 最終節にはくノ一のホームゲームで今年最多の1147人が詰めかけた。試合は前半だけで両チームが3点ずつ奪い合う展開。先制を許したくノ一は、14分にMF下條彩のゴールで同点。25分にキャプテンのMF杉田亜未、33分にFW森仁美がそれぞれ勝ち越し点を奪ったが、3位のI神戸も意地を見せ追いつかれた。

 くノ一は今季1部に復帰。リーグ序盤は暫定2位と好位置につけていたが、5月の連休後半から失速。9月28日の14節時は7位の位置だったが、その後は3連勝と調子を上げ6年ぶりに4位の成績で締めくくった。

 試合後、杉田キャプテンは「今季はチャレンジャーとして戦ってきた。勝ちたい気持ち、諦めない気持ち、チームワークはどこにも負けないと思っている。4位の成績は自分たちを信じて戦えたから。来季は優勝目指してもっと頑張りたい」とやり切った表情で観客席にあいさつした。

 9月7日の11節から8戦負けなしで最終節まで戦い抜いたくノ一。大嶽直人監督は記者会見で「1点取られても跳ね返す力、もう1点取りに行く力がついてきた。今日の試合は今後につながる内容だった」と選手の成長を評価した。