伊賀市は11月1日、市西部の島ヶ原地域を担当する地域おこし協力隊として兵庫県姫路市出身の西村英里奈さん(33)に辞令を交付した。地元の住民自治組織と連携して「島ヶ原温泉やぶっちゃ」を拠点に農産物を使った商品開発や販路拡大に取り組む。【辞令交付式に出席した西村さん=伊賀市役所で】

 同市の地域おこし隊は西村さんで3人目。嘱託職員としての採用で、任期は来年3月末までの5か月間。希望すれば1年更新で、最長3年まで延長できる。前職は運送会社の事務員だった。

 姫路を離れて暮らすのは初めてで、忍者が好きで農業に興味があり応募したという。住まいは空き家だった地区内の一戸建てで、家賃は市が負担している。

 辞令交付式で、岡本栄市長は「地元の人に愛されることが第一。きっといろいろ教えてくれるでしょう」とエールを送り、トラクターにも乗ってみたいという西村さんは「農業経験はゼロだが、地域の皆さんに助けてもらいながら学び、地域活性化のために頑張っていきたい」と抱負を話した。