前向きで元気の出る言葉を筆ペンで書く筆文字「ゆるり書」のインストラクターとして活動する、伊賀市上野田端町の伊藤ゆかりさん(59)。手本は無く、好きな文字を心の赴くままに書くことで「書く人、見る人の心が軽くなれば」と願っている。【自分の書を手にする伊藤さん】

 以前から書を習っていて、作品をSNSに掲載したり他の人たちの作品を見たりするうち、ゆるり書と出会った。字を書くことに苦手意識がある人でも逆に〝個性〟として仕上げることのできる作風に興味を持ち、資格も取得した。

 はがき大の紙や色紙に、雑談や会話をしながら筆ペンを進めると、気持ちが整理され、その書を持ち帰って再確認することで「こんな見方もあるね」と客観的に感じられるそうで、「特に子育てで悩んでいる人には、書を見て元気になってほしい」という。

 教室は不定期だが、イベントへの出展もあり、「自分自身をほめたり、認めたりするお手伝いができれば」と話す。10月26日(土)に同市腰山の矢持地区市民センターで開かれる「風と土の芸術祭in伊賀」のアートフェアに出展し、11月5日(火)から同29日(金)までは岡三証券名張支店(名張市希央台5)でのロビー展も予定している。

2019年9月28日付 756号10面から