名張市立薦原小学校(同市薦生)で10月21日、6年生16人がキジ20羽を放鳥した。手の中から勢いよく飛び立つと、児童から「うわあ」と驚きの声が上がった。【キジを両手で慎重に抱える児童たち=名張市薦生で】

 生き物や自然の大切さを学んでもらおうと、地元猟友会が毎年この時期に実施。県鳥獣保護員の中嶋有示さんが「キジは日本の国鳥。親鳥は雛に餌を与えず、餌の取り方を教える。飛ぶのは苦手だが、走るのは速い」と特徴を解説した後、児童たちは島根県の養雉場から届いたばかりの生後120日から200日のキジを次々と大空に放った。

 6年の寺戸陽菜世さん(11)は「持った時、羽根の骨の形や心臓のドキドキが分かった。メスでも思った以上に力が強かった。元気に育ってほしい」と話した。