国内外で活躍するプロのジャズバンド6組が出演する「スーパージャズライブIGA 2days」が、10月26、27両日の午後5時から、伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。【風呂矢さん(左)と福森さん】

 伊賀市文化都市協会などの主催で、伊賀では初となるジャズフェスティバルになるという。各日の公演でトップに出演するのは伊賀市出身のピアニスト2人、福森道華さんと風呂矢早織さんだ。

 福森さんは音楽大学卒業後にジャズに魅かれ、2000年に渡米。活動拠点をニューヨークに置き、毎年日本でツアーも開いている。今回、一緒に出演するドラムの安川和博さんとは地元の音楽教室や高校の同級生だそうで、「地元で自分の音楽を聞いて頂け光栄」と話す。

 「ジャズ好きだった父の影響で幼少時から慣れ親しんだ」という風呂矢さんは、国内の大学を卒業後、米国の大学に入学。卒業から1年経っての帰国後は、東海地方を中心に音楽活動を続けている。「ジャズは自分そのものが出るので自分の息づかいを大事に自然体でやっている」と語る。

 いずれのトリオもなじみのあるスタンダードな曲を中心に構成、オリジナル曲も披露するといい「ジャズの楽しさや魅力を広めていきたい」と意気込む。

 公演には伊勢市出身のサックス奏者、ユッコ・ミラーさんらも出演、会場前にはキッチンカーも出店する。各日3ステージあり、1日券は一般4500円、高校生以下2千円。2日通し券が一般6300円、高校生以下3千円。

 また、25日午後7時から同会館でギタリストのいち山中さんによる無料のレクチャー公演もある。

 問い合わせは同会館(0595・24・7015)へ。

2019年9月28日付 756号11面から

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