9月に開かれた「第72回秋季東海地区高校野球三重県大会」で初優勝し、10月26日からの東海大会に臨む近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘7番町)野球部の選手らが16日、名張市役所を表敬訪問し、「一戦必勝で頑張りたい」と健闘を誓った。【県大会の優勝旗や賞状を手にする選手たち=名張市鴻之台で】

 現在の部員数は1、2年合わせ60人で、約半数が県内出身者。2012年に春季東海大会で準優勝の実績があるが、選抜大会の選考材料となる秋季大会はこれまで県4位が最高だった。今秋の県大会は2年生のみで編成し、投手戦が続き持ち前の打撃力が発揮しきれない中でも、堅実な守備で投手陣を盛り立て、粘り強く好機をものにした。

 この日は選手5人と村田圭治校長、重阪俊英監督らが出席。亀井利克市長は「得意なプレーに磨きをかけて頑張ってほしい」と激励し、主将の田島大輔君は「試合でベストを尽くせるよう、挑戦者の気持ちで臨みたい」と抱負を話した。

 兄2人も同じ野球部に在籍していた名張市立赤目中出身の山崎匠海君は「(2人からは)おめでとうと言われた。甲子園でプレーしてみたい」、昨秋就任した重阪監督は「劣勢を跳ね返す力を持ったチームだと感じる。失点を減らし、つなぐ意識を再確認して大会に臨みたい」と話した。

 東海大会には4県の代表3校が出場し、近大高専は10月27日の2回戦で、加藤学園(静岡2位)‐大垣西(岐阜3位)の勝者と対戦する。会場は大垣市北公園野球場(同市八島町)。同高専は伊賀地域の学校として初の、また高等専門学校初の甲子園出場を目指す。