35歳以上の選手が参加する「日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会」のサッカー競技で、県選抜の「三重O35マスターズ」が初優勝した。喜びに沸くチームの中に、伊賀市の2選手がいた。【ボールを手に大会を振り返る藤庭さん(右)と藤井さん=名張市で】

県選抜チームで躍動「目標果たせた」

 2人はいずれも会社員で、同市下柘植の藤庭聡司さん(37)と同市大野木の藤井博之さん(36)。

 2回目の出場となったMFの藤庭さんは現在「FC名張NEXT」に所属。上野工業高校を経て松阪大学、「三重FCランポーレ」で活躍してきた。チームのかじ取り役で、キックセンスの良さと、中盤での安定感に定評がある。

 初出場だったDFの藤井さんは名張桔梗丘高校、奈良産業大学を経て、現在は「KMEW伊賀FC」でプレーしている。対人が強く、人並み外れた運動量で常にペースを崩さず対応するのが持ち味だという。

 6月に岐阜県であった東海予選決勝では、1枠しかない全国大会行きを静岡県と争い、辛勝して射止めた。全国大会は9月21日から4日間、同じ岐阜県内で開催され、全国15チームと韓国の1チームを加えた計16チームで競った。

 他チームでは元プロなども参加する中、三重チームは1戦ごとに実力と結束を固め、リーグ戦を突破。決勝では、岐阜県代表に何度もゴールに迫られながらも1‐0で優勝。全試合無失点も達成した。

 「優勝が目標だったので、決めた時はうれしかった」と話す2人は「プロがいない分、ピリピリした感じにならず楽しかった」と振り返る。「次は2連覇を狙う」という2人は、今日も少年のようにがむしゃらにボールを追っている。

2019年10月12日付 757号 16面から