名張市蔵持町原出の蔵持小学校に10月11日、オーストラリアのメルボルン市にあるハンティングデール小学校の5、6年生31人らが訪問し、蔵持獅子神楽保存会(大西哲会長)の獅子神楽の鑑賞やけん玉、かるたなど昔の日本の遊びで交流を深めた。【ハンティングデール小児童の前で獅子神楽の天狗を演じる蔵持小児童ら=名張市蔵持町原出で】

 ハンティングデール小はビクトリア州にある7年制の公立校。児童数は約300人で、その内3割ほどが外国籍の親を持つ。積極的に異文化交流に取り組み、特に日本語教育に力を入れている。

 両校の児童たちは、2015年からインターネット電話「スカイプ」や手紙を通じて交流を開始。2年ごとに修学旅行で日本を訪れ、今回が3回目の来校となった。

 交流会で披露された獅子神楽は蔵持小の児童5人が天狗役に取り組んでおり、演じた5年の木治瑛人君(10)は「他の天狗の動きに合わせるのは大変だけど、練習通りできて良かった」と笑顔を見せた。

 その後、ハンティングデール小の児童は豪州の文化をクイズ形式で紹介。日本人と台湾人の両親を持つ6年の富田キミさん(12)は、「クイズを喜んでもらえてうれしかった」とほほ笑んだ。児童たちは16日まで滞在し、市内や伊賀市を観光、交流を図るという。