名張市は10月8日、同市薦生にある汚水ポンプ操作盤のガラスが割られる被害に遭ったと発表した。名張署が器物損壊事件として捜査している。【割られた操作盤のガラス窓=名張市薦生で(市提供)】

 市道脇の電柱に設置した汚水ポンプ操作盤のガラス窓は大きさが縦横40センチ。巡回中の署員が7日に発見し、連絡を受けた市が被害届を提出した。

 市下水道維持室によると、被害額は約1万5千円。操作盤の箱は通常施錠されており、点検などの時のみ開けている。9月27日の委託業者による点検時は異常がなかった。機器に異常はなく、操作された形跡もないことも確認したという。

 この操作盤は約1年前にも同様の破損があったが、市は事故として処理し、被害届は出さなかった。

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