県石油商業組合は10月8日、災害時の燃料供給に備える訓練を伊賀市平野中川原のガソリンスタンド、堀川商店セルフ小田SSで開き、県内の関係者約50人が参加した。【発電機を稼働させる参加者ら=伊賀市平野中川原で】

 訓練は、震度6強の直下型地震が発生し、停電したと想定。設備被害の有無や地下タンクに水の混入がないことなどを確認した後、発電機を稼働させて非常用電源に切り替え、消防車など緊急車両に給油するまでの手順を確認した。

 講師を務めた組合担当者は「一般車両の給油量は1台につき2000円まで、緊急車両は満タン。現金のみ受け付け、伝票は手書きで対応するように」などと指導した。

 同組合によると加盟する県内のガソリンスタンド約400か所のうち、自家発電機を備えているのは約1割。国の補助を活用し、今後100か所程度まで増やす計画を進めている。

 桑名市から参加した糸見石油店の糸見裕子さん(49)は「昨年9月に台風でスタンドが停電し、自家発電での営業を初めて経験した。今日学んだことを、いざという時に役立てたい」と話した。