曽爾村伊賀見のフジバカマ畑で「アサギマダラ歓迎祭り」が10月6日、14日の午前10時から午後3時まで開かれる。【曽爾に飛来したアサギマダラ(提供写真)】

 「旅するチョウ」として知られるアサギマダラは、半透明の水色の羽が特徴。同村観光協会によると、沖縄などから、遠くは北海道まで約2千キロを移動するとされ、フジバカマなどキク科の植物を好み、この時期に多く見られる。

 祭り会場のフジバカマは、地元住民らでつくるグループが3年前から休耕田を活用して栽培を始め、今年は約500株を植えた。開花時期は9月中旬から11月末で、昨年は10月中旬のピーク時に約300匹が飛来したという。

 当日は飲食屋台が出る他、6日は唄と三味線、14日は尺八の演奏がいずれも午後1時からある。雨天中止。

 問い合わせは同協会(0745・94・2106)まで。

2019年9月14日付 755号 4面から

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