火災発生時の対応や正確性を競う競技会が9月25日、名張市鴻之台1の市消防本部であり、市内の19事業所から計76人が出場した。【火に見立てた的にバケツで水をかける競技者たち=名張市鴻之台1で】

 防火意識と技術の向上を目的に、市防火協会が毎年開催している。競技は4人1組で、火災発生時の安全性、確実性、声量、救命処置、時間の5項目を競う「通報・消火・救護」に15事業所、消火栓を操作し、放水で的を倒すまでの時間を競う「屋内消火栓操法」に4事業所が出た。

 「通報・消火・救護」では、休憩室の給湯器から出火し、人が倒れているという想定。発見から大声での呼び掛けや通報、バケツや消火器での初期消火、自動体外式除細動器(AED)を使った救命処置までの一連の動作を役割分担しながらこなした。

 出場した菊水テープ名張工場(同市八幡)の中森翔太さん(24)は「初めての参加でとても緊張した。万が一の場合でも落ち着いて行動できるよう、競技の経験を生かしたい」と話していた。

 競技の結果、優勝事業所は次の通り。

【通報・消火・救護競技会】中本パックス名張工場(工場部門)、 名張近鉄ガス(その他部門)
【屋内消火栓操法競技会】中西金属工業名張工場