「第72回秋季東海地区高校野球三重県大会」の準決勝2試合が松阪市の県営松阪球場であり、近大高専(名張市)は三重(松阪市)に6‐5で競り勝ち、初の決勝進出を決めるとともに、10月に岐阜県で開かれる東海大会への出場権も初めて手にした。【最後の打者を打ち取り、喜び合う白石君(中央)、北川創大君(2)のバッテリーと近大高専の選手たち=松阪市立野町で】

 初戦の2回戦は四日市南(四日市市)を9‐3で破り、3回戦ではいなべ総合(いなべ市)に3‐2(延長13回タイブレーク)で勝利。この日は右腕・箕延寛人君(2年)が先発し、2回に岡部敦君(同)の適時打で先制。追いつかれた3回には木伏彪君(同)の適時打などで再びリードした。

 6回、投手交代機に3点を奪われ逆転を許すも、その裏、相手の失策も絡んで一死満塁から、白石晃大君(同)が二遊間へ逆転の2点適時打、続く小林和希君(同)も中前への適時打で2点差をつける。終盤は当たりが止まったが、9回も三重の反撃を犠飛の1点のみでしのいだ。

【(左)9回表、最後の打者を打ち取った白石君(右)3回に3点目の適時打を放った木伏君】

 6回途中から2番手で登板した白石君は「追いつかれて、勝ち越して、という、しんどい試合を勝ち切れてうれしい。(逆転適時打は)つなげば大丈夫と思って打ったのが良い結果につながった」、重阪俊英監督(37)は「1、2回のピンチは箕延が粘ってくれたので、リードした展開で進めたかった。大会期間中はワンプレーを丁寧にと心掛けて練習したので、ノーエラーで終われたのは良かった」と振り返った。

 近大高専は28日午後0時30分からの決勝で津商業(津市)と対戦する。会場は県営松阪球場(松阪市立野町)。

※試合結果の詳細は、伊賀・名張の高校野球応援ブログ(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載