秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、名張市朝日町の朝日公園で9月20日、名張署管内の出動式があった。期間は30日までの10日間で、飲酒運転の根絶など5つの重点項目に取り組む。【メッセージを掲げる園児らに見送られ取り締まりに向かうパトカー=名張市朝日町で】

 出陣式には署員や行政、交通安全団体の関係者など約100人が参加。あいさつで近藤順一署長は「管内では事故数が減少傾向で、死亡事故の発生もない」と状況を伝えた上で、「19日までに飲酒運転で30人検挙した。昨年は一年間で23人だったので、危機感を持っている。更に取り締まり活動に力を入れる」と述べた。

 その後、西田原保育園(同市西田原)の年長の園児21人が交通安全の願いを込めてダンスを披露。「お酒を飲んで車を運転しないでと、おうちの人に注意します」などと大きな声で呼び掛けた。

 この日は市議会で飲酒運転根絶に関する条例が今月2日に可決したことを受け、「飲酒運転しない!させない!ゆるさない!」と市議たちが横断幕で呼び掛けた。

 同署によると、今年1月から9月19日までに交通事故が1665件(前年同期比16件減)発生し、うち人身事故は79件(同40件減)で、死者は0人(同3人減)、負傷者は103人(同49人減)だった。

 伊賀署管内でも伊賀市平田の大山田農村環境改善センター駐車場で出動式があった。管内では今年1月から9月19日までに交通事故が1791件(前年同期比105件減)発生し、うち人身事故は90件(同6件減)で、死者は3人(同増減なし)、負傷者は122人(同11人増)だった。