ガス漏れ事故を想定した訓練が9月19日、名張市鴻之台1番町の市消防本部であり、名張消防署と名張近鉄ガス(同市桔梗が丘1番町)の職員が緊急時の初動対応を確認した。【訓練で滞留したガスを排気する参加者たち=名張市鴻之台1番町で】

 この訓練は、消防署とガス事業者の連携を強化し、ガス漏洩事案に円滑に対応するため、毎年行われているもの。この日は計30人ほどが参加し、ガスについての一般知識、噴出時の止め方、事故の事例などを学んだ後、屋外での訓練に臨んだ。

 訓練は、マンションのガレージに軽乗用車が衝突してけが人があり、ガス臭もする、という場面を想定。消防職員5人と同社の社員2人が現場に駆け付け、けが人を誘導したり検知器でガス漏れの有無を確認したりと、互いに協力して対応していた。

 参加した同社の木和田康平さん(25)は「連携を通して、事故対応の優先順位が確認できた。この経験を現場に生かしたい」と話した。