伊賀市内の最高齢者で同市緑ケ丘西町の古川スミエさん(106)を祝うため、岡本栄市長が9月4日、ショートステイ先の施設を訪問し、花束と認定証、記念品を贈った。【贈られた花束を手に笑顔を浮かべる古川さん=伊賀市市部で】

 古川さんは1912(大正元)年10月3日生まれで、出身は愛媛県今治市。大阪で結婚後、1950(昭和25)年から夫の実家がある伊賀市内で住んでいる。

 現在は長男の公一郎さん(81)と妻の多喜子さん(75)の3人暮らしで、1か月の半分は同市市部にある「彩四季」のショートステイやデイサービスを利用している。ウナギや肉料理が好物で、ショートステイ時に着る服などは古川さん自身で準備しているという。

 面会では、耳が遠い古川さんに多喜子さんが質問の内容を文字で書いて説明。岡本市長の実家がある場所と古川さんの親族が営んでいた同市上野恵美須町の銭湯が近かったが分かった岡本市長は「(子どもの頃は)よく利用していた。ご近所ですな」と声を掛けた。

 古川さんは「どこかで見たことがあるような気がする」と元テレビ局アナウンサーの市長の顔をじっと見つめ、お祝いに対し「大層にしてくれて、ありがとうございます」と感謝を述べた。

 市によると、男性の市内最高齢は同市治田の南宗義さん(104)。9月1日現在で、来年3月までに年齢が100歳以上の人は99人になるという。