地域住民に映画の魅力を知ってもらおうと、なばり名画座実行委員会が主催する「なばり名画座」が9月8日午後1時20分と同3時50分にadsホール(同市松崎町)で開かれる。入場料は500円で、全席自由。【ポスターを持って上映を知らせる的場さん(中央)ら=名張市役所で】

映画の魅力知ってほしい

 上映するのは、世界中で大ヒットしたロックバンド「クイーン」の伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」。ボーカルのフレディ・マーキュリーの波乱万丈な人生を描いた物語で、音楽をテーマにしており、昨年に音響設備を一新した同ホールでの上映は臨場感が楽しめるそうだ。

 映画館のない名張で映画を楽しんでもらおうと、名張市が運営していたのを引き継ぎ、今年で9回目。邦画の上映会として始まったが、昨年から洋画を中心に、時代やジャンルに関係なく上映する形となった。

 同実行委の的場敏訓委員長(60)は「大きいスクリーンと最高の音響で見てほしい。10代、20代の若い人にも興味を持ってもらえれば」と来場を呼び掛けた。

 当日は、クイーンのCDジャケットやライブ写真のパネルも展示する予定。また、シネマトーク「知られざるクイーンの素顔」(チケット購入者対象)が午後1時からある。

 チケットは同ホール、ネクスト・ワン本店、ブックス・アルデ本店などで販売している。

 問い合わせは同ホール(0595・64・3478)へ。

2019年8月24日付 754号 11面から

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