名張署の駐車場などで8月29日、総合防災訓練があった。参加した署員は90人で、非常参集や災害用資機材を使った救助、信号復旧訓練などに取り組んだ。【エンジンカッターで鉄製パイプを切断する署員=名張市蔵持町芝出で】

 同訓練は9月1日の「防災の日」を前に、災害対処能力の向上を目的に毎年実施している。今年は南海トラフを震源とする震度6強の地震発生を想定し、午前6時過ぎに署員に安否報告と参集を指示するメールが送られた。

 集まった署員はエンジンカッターやチェーンソーを使い、鉄製パイプや丸太を切断。倒壊家屋に見立てた小屋の中から要救助者を担架で運び出す訓練や心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)も学んだ。

 近藤順一署長は訓示で「大雨や震災、どういったことが起きるか分からない。いつでも出動できる気持ちで、地域を守らなければならない」と述べた。