伊賀市を拠点に活動するコーラスグループ「青山ハーモニー」(長川光代表)が、8月24、25日に金沢市で開かれる「第42回全日本おかあさんコーラス全国大会」への出場を決めた。結成28年目にして初めて全国大会に挑む。【練習に取り組む青山ハーモニーのメンバー】

 同グループは伊賀市青山地区の公民館教室として発足。現在はソプラノ、メゾソプラノ、アルトの20代から80代まで女性27人が所属し、毎週金曜午後8時から2時間、同市阿保の青山公民館で練習している。市内在住の音楽家、藤森唯史さんが指揮を、妻の真理さんがピアノ伴奏を担当する。

 5月の県大会を経て、7月に津市の県文化会館であった、東海、北陸など7県から集まった39団体が競う中部支部大会に出演。同グループは県大会と同様にそろいの白いドレスで、演目の3曲全てをアカペラで披露。見事、支部代表となる「ヴィーナス賞」6団体の一つに選ばれ、全国への切符を手にした。

 藤森さんは結果を聞いて「まさか」と思ったそうだが、「今までの努力が認められ、自分たちの音楽が評価され良かった」という。全国大会では「皆で一緒に行けるのがうれしい。このチャンスを楽しみたい」と抱負を語った。

2019年8月10日付753号4面から

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