名張署で8月6日、署員の家族を対象にした職場見学会があった。参加した子どもたちは鑑識作業やパトカー乗車体験など、夏休みの1日を楽しそうに過ごした。【指紋を浮かび上がらせる鑑識の作業を体験する子どもたちと家族=名張市蔵持町芝出で】

 見学会は、署員にワークライフバランスを考える機会にして欲しいと警務係が企画し、昨年に続き2回目。1歳から10歳までの子ども18人を含む、11家族35人が参加した。

 鑑識体験では、マスクや手袋を着けた子どもたちが特殊な粉を使って瓶やプラスチックの箱に付着した指紋を採取。指紋が明瞭に浮かび上がると、驚きの表情を見せた。

 両親とも警察官で、家族5人で参加した友生小3年の稲沢虎哲君(9)は「5つも指紋が見つかってうれしかった。お父さんとお母さんの仕事はかっこいいと思った。将来はプロ野球選手になった後、警察官になりたい」と感想を話した。

 見学会の開催を担当した川端敏弘警務官は「警察の仕事はいつ呼び出しがあるか分からず、家族のフォローが無くては成り立たない。職場への理解を深めてもらう、貴重な時間になった」と話した。