伊賀市の特産品「白鳳梨」の本格的な出荷が8月5日、同市羽根にある白鳳梨生産組合の選果場で始まった。今年は「幸水」「豊水」の2品種計約300トンの収穫を見込んでいる。【集荷した白鳳梨を大きさなどで選果する組合員ら=伊賀市羽根で】

 ブランド名は、伊賀上野城の別名「白鳳城」が由来で、果実に虫よけのための袋かけをせず、日光をしっかり当てる栽培方法を採用。生産農家19戸の栽培面積は合計約11万平方メートルで、県内外の市場他、シンガポールやタイにも輸出している。

 この日は、選果場に強い甘みと柔らかさが特徴の幸水が約4・5トン持ち込まれ、組合員など45人がベルトコンベヤー上の梨を1個1個手に取り、大きさや色などを確認しながら選別や箱詰めの作業をした。

 同組合の門脇弘宜組合長(45)は「今年は梅雨が長く心配されたが、明けた7月後半からの好天でしっかりと日光を浴び、良い出来に仕上がった」と話した。

 出荷期間は幸水が今月25日ごろまで。以降はシャキシャキとした歯ごたえと酸味が特徴の豊水が9月中旬ごろまで。選果場隣接の直売場は期間中無休で、営業時間は午前9時から午後6時まで。

 問い合わせは同組合(0595・21・5862)へ。