5月にあった「第391回段位暗算検定」(全国珠算教育連盟主催)で、名張市立赤目中学校1年の八木継玄君(12)が最高位の十段に合格した。7月16日に亀井利克市長を表敬訪問し、喜びを語った。【合格証書を手に笑顔の八木君=名張市役所で】

 検定は年に6回あり、今回の十段合格者は全国で19人。県内では八木君が唯一だった。

 昨年9月から十段への挑戦を始め、4回目だった今年3月の検定では、計算が合っていながら数字の「4」をわずかに書き損ねた影響で不合格。悔しい思いを胸に、5月の検定では正確に数字を書くことを心掛けて念願を果たした。

 小学2年の時は、授業の算数が不得意で100マス計算や九九が出来ず悔し泣きしていたという。小3の時、家族の勧めで竹島珠算簿記学校(同市桔梗が丘1)の体験教室に参加。「こんな計算方法があったのか、すごい」と問題を解く楽しさに目覚め、わずか5年で十段に合格した。

 現在は中学の陸上部で短距離種目に取り組む傍ら、同教室や自宅で毎日約2時間の練習に励む。珠算では既に七段を取得しており、「中2の終わりまでに十段を取りたい」と意気込んでいる。