第101回全国高校野球選手権三重大会の1回戦8試合が7月16日、松阪市の県営松阪球場などであり、川越と対戦した上野は相手投手に14三振を喫して1‐7で、伊勢と対戦したあけぼの学園は1人の走者も出せず0‐29(5回コールド)で敗れた。【上野-川越4回表、犠飛で川越が先制する(上野の捕手・白坂隼人君)=松阪市立野町で】

【先発した上野・後藤君(左)と捕手・白坂君】

 上野は右腕・後藤篤紀君(3年)が先発し、2、3回と出塁を許すも無失点で切り抜ける。4回に犠飛と適時打で先制を許すが、その裏に内野ゴロの間に1点を返す。降り続く雨の影響もあり、6、7、8回と守備が乱れ、二死からの失点が重なった。9回には満塁機を作るものの及ばなかった。

 9回に好返球をみせた右翼手の山際貴大君(同)は試合後、「久しぶりのスタメンで序盤は緊張した。(3回の安打は)序盤の守備を取り返そうと思った。(9回の好返球や振逃出塁は)何とかしたいという気持ちだった」と振り返り、三井晋監督は「伝令では『勝負を焦らないように』と伝えた。最終回は良いところを出してくれた。相手の打者も投手も素晴らしかった」と話した。

【2回裏 伊勢のバントを処理するあけぼの学園の一塁手・村主君(中央)】

 あけぼの学園は1年の水野勇士君が先発するも、甘い球を狙い打たれ、初回は打者16人に長短8安打を浴び、大量リードを許す。2、3回も打者一巡の攻勢を受け、2番手の村主佑斗君(3年)も流れを止められない。終盤、惜しい当たりが飛ぶようになったものの、反撃の糸口は見えず、コールド負けを喫した。

【守備などでチームを引っ張った主将・佐尾山君(右)】

 試合後、主将の佐尾山征法君(同)は「大会に出られることへの感謝の気持ちで臨み、強いチームと当たれて良い経験になった。声を出して気持ちをほぐすことで緊張が解けていった。勝ちたかったけど悔しい」、東爪雅史監督は「初心者も多く、1つずつアウトを取っていこうと意識して臨んだ。(春までの)合同チームでなく単独で出ることができ、自分たちの力を試すことができた」と話した。

試合結果の詳細、日程などは、伊賀・名張の高校野球応援ブログ(
http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/ )に掲載。